「北海道の函館観光で『高龍寺』が気になっているけれど、どんなお寺なの?」「訪れる前に、具体的な見どころや行き方を知っておきたい!」と疑問に思っていませんか?
高龍寺は、北海道で最も古い歴史を誇る由緒ある寺院であり、精巧で美しい彫刻が施された山門や歴史的建造物など、訪れる人々を魅了する見どころが満載のスポットです。
本記事では、高龍寺ならではの魅力や特徴をはじめ、絶対に押さえておきたい見どころ、迷わず行ける詳しいアクセス方法までを徹底解説します。この記事を読めば、高龍寺を存分に楽しむための情報がすべて分かります。ぜひ函館旅行の計画にお役立てください!
北海道最古の寺院!「高龍寺」とはどんなところ?
高龍寺の歴史と由緒
高龍寺は、曹洞宗に属する北海道最古の寺院です。その歴史は古く、1633年に松前藩の祈願所として亀田村に建立されたのが始まりとされています。その後、度重なる火災や箱館開港などの歴史的な出来事に伴い、何度か移転を繰り返しました。現在の函館市船見町に本堂が再建されたのは明治時代のことです。長い年月を経て多くの苦難を乗り越えてきた高龍寺は、函館の歴史とともに歩んできた格式高いお寺として、現在も多くの人々に親しまれています。
箱館戦争との関わり
高龍寺を語るうえで欠かせないのが、幕末の動乱期に起きた箱館戦争との深い関わりです。旧幕府軍と新政府軍が激しく衝突したこの戦争において、高龍寺は旧幕府軍の野戦病院として使用されました。しかし、新政府軍の攻撃によって多くの負傷兵が犠牲となり、寺の建物も被害を受けました。境内にはその悲しい歴史を伝える慰霊碑が建てられており、平和への祈りが捧げられています。高龍寺を訪れると、函館が日本の歴史の大きな転換点であったことを肌で感じることができます。
圧巻の建築美!高龍寺の絶対に見逃せない見どころ
緻密な彫刻が目を引く「山門」
高龍寺の入り口にそびえ立つ山門は、訪れる人の目を最初に引きつける最大のハイライトです。1911年に完成したこの山門は、総ケヤキ造りで、随所に非常に緻密で立体的な彫刻が施されています。龍や獅子、獏などの瑞獣が生き生きと彫り込まれており、東北以北で最大の山門とも称されています。その圧倒的な存在感と芸術性の高さは、いつまで眺めていても飽きることがありません。
荘厳な雰囲気が漂う「本堂」
山門をくぐった先に現れる本堂も、高龍寺の重要な見どころの一つです。1899年に建立された本堂は、どっしりとした重厚な構えで、周囲の静寂な空気と相まって荘厳な雰囲気を漂わせています。内部にはご本尊である釈迦牟尼仏が安置されており、静かに手を合わせることで心が洗われるような時間を過ごすことができます。伝統的な日本の寺院建築の美しさを存分に堪能できる空間です。
歴史を物語る「傷心惨目の碑(しょうしんさんもくのひ)」
境内には、箱館戦争で命を落とした旧幕府軍の兵士たちを慰霊するための「傷心惨目の碑」が建立されています。野戦病院であった高龍寺で非業の死を遂げた会津藩士らを供養するために建てられたこの碑は、当時の凄惨な記憶と哀悼の意を後世に伝える重要な史跡です。歴史ファンはもちろん、そうでない方も手を合わせ、平和の尊さに思いを馳せるべき場所といえます。
貴重な「国指定登録有形文化財」の建造物群
高龍寺の境内にある建物の多くは、その歴史的・文化的な価値が認められ、国指定の登録有形文化財に登録されています。先述の山門や本堂をはじめ、開山堂、鐘楼、金比羅堂など、明治から大正時代にかけて建てられた貴重な木造建築が良好な状態で保存されています。日本の伝統的な建築技術の高さを今に伝える建造物群を一つひとつじっくりと巡ることで、高龍寺の持つ深い歴史の重みを感じ取ることができます。
高龍寺の御朱印や拝観時間は?訪れる前の基本情報
拝観時間と拝観料
高龍寺の境内は日中であれば基本的に自由に拝観することが可能です。明るい時間帯に訪れることで、建物の細やかな彫刻や境内の美しい景観をはっきりと見ることができます。また、境内への入場や拝観に対する料金は設けられておらず、無料で参拝できるのも嬉しいポイントです。静かで落ち着いた環境の中で、心ゆくまで歴史的建造物の鑑賞や参拝をお楽しみください。
御朱印の種類といただける場所
参拝の証として人気のある御朱印は、境内の本堂付近にある寺務所にていただくことができます。高龍寺の御朱印は、力強い筆致で書かれた文字と朱色の印のコントラストが美しく、御朱印巡りをしている方にとって非常に魅力的です。御朱印を希望する際は、必ず先に本堂でお参りを済ませてから寺務所へ向かうのがマナーです。対応時間は日中となりますので、余裕を持って訪れることをおすすめします。
高龍寺への行き方・アクセス方法と駐車場情報
電車(市電)での行き方
公共交通機関を利用して高龍寺へ向かう場合、函館市電が非常に便利です。市電の最寄り駅は「函館どつく前」停留場となります。停留場を下車した後は、海や街並みを眺めながら坂道を歩いておよそ15分ほどで高龍寺に到着します。函館ならではの異国情緒あふれる風景を楽しみながらの散策は、旅の素晴らしい思い出になるはずです。
路線バスでの行き方
路線バスを利用して高龍寺へアクセスすることも可能です。函館駅前のバスターミナルから出発するバスに乗車し、「高龍寺前」というバス停で下車します。バス停からは歩いてすぐの場所に位置しているため、歩く距離を極力短くしたい方や、坂道を登るのが不安な方にはバスの利用が大変おすすめです。運行本数や時刻表は事前に確認しておくとスムーズに移動できます。
車での行き方
レンタカーや自家用車で高龍寺へ向かう場合は、函館駅から車でおよそ10分ほどの距離にあります。市街地から少し離れた静かなエリアに位置しているため、道中のドライブも快適に楽しめます。カーナビゲーションや地図アプリに高龍寺の住所や名称を入力すれば、迷うことなくスムーズに到着することが可能です。
駐車場の有無と利用案内
車で訪れる方にとって気になる駐車場ですが、高龍寺には参拝者専用の無料駐車場が完備されています。境内に隣接した場所に駐車スペースが設けられているため、車を停めてすぐに参拝へと向かうことができます。ただし、観光シーズンや行事が行われている時期には混雑することが予想されるため、周辺の交通状況に配慮しながら安全運転でご利用ください。
高龍寺と合わせて巡りたい!函館周辺のおすすめ観光スポット
外国人墓地
高龍寺から歩いてすぐの場所には、函館の歴史を語るうえで欠かせない外国人墓地があります。ペリー提督が率いる黒船来航時に亡くなった水兵や、函館の発展に貢献した外国人たちが眠る静寂なエリアです。海を見下ろす景勝地に位置しており、高龍寺の和の趣とは異なる、異国情緒漂う独特の雰囲気を味わうことができます。
元町エリア(教会群・洋館)
函館観光の定番である元町エリアも、高龍寺から足を延ばしやすい場所にあります。ハリストス正教会やカトリック元町教会などの美しい教会群、そして旧函館区公会堂をはじめとする華やかな洋館が立ち並ぶ風景は圧巻です。和洋折衷の建物が点在する石畳の坂道を散策すれば、函館の魅力をより深く堪能することができます。
函館山ロープウェイ・展望台
函館の街並みを一望できる函館山も、合わせて訪れたいスポットです。高龍寺周辺の散策を楽しんだ後は、ロープウェイに乗って山頂の展望台へ向かいましょう。ミシュランガイドにも掲載された美しい夜景は息を呑むほどの素晴らしさです。夕暮れ時から夜にかけての時間帯に訪れると、空と街の光が織りなす幻想的な景色を楽しむことができます。
まとめ:歴史と魅力が詰まった函館の「高龍寺」へ足を運ぼう!
北海道で最も古い歴史を持つ高龍寺は、見事な彫刻が施された山門をはじめとする数々の国指定登録有形文化財や、箱館戦争の記憶を伝える史跡など、見どころが尽きない素晴らしい寺院です。函館市電やバスを使えばアクセスも良好で、周辺には外国人墓地や元町エリアなどの観光スポットも充実しています。函館を訪れる際は、深い歴史と静寂な空気に包まれた高龍寺へぜひ足を運び、心穏やかなひとときを過ごしてみてください。
案内人より一言

彫刻が美しい三門がとても印象的です。






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