鎌倉観光で絶対に外せない「竹の寺」、報国寺の魅力を徹底解剖!
古都・鎌倉への旅行を計画する中で、「美しい竹林があるお寺に行ってみたい」「報国寺でお抹茶が飲めると聞いたけれど、どんな体験ができるの?」と気になっている方も多いのではないでしょうか?
また、初めて訪れる方にとっては「鎌倉駅からのアクセスは難しくないか」「混雑を避けてゆっくり過ごせるのか」といった点も気になるポイントですよね。
結論からお伝えすると、報国寺は日常の喧騒を忘れて心を癒やしたい方に、自信を持っておすすめできる絶景スポットです。天を突くように伸びる約2,000本の孟宗竹が織りなす空間は、まさに非日常。その中で味わうお抹茶は、格別のひとときを提供してくれます。
この記事では、報国寺を訪れる前に知っておきたい以下の情報を詳しく解説します。
報国寺ならではの歴史と特徴
「休耕庵」での抹茶体験や枯山水など、必見の見どころ
迷わずたどり着けるアクセス方法と拝観情報
記事を読み終える頃には、報国寺の魅力を余すことなく満喫するための準備が整っているはずです。ぜひ最後までご覧いただき、素敵な鎌倉散策の参考にしてください。
鎌倉・報国寺とは?「竹の寺」として愛される歴史と特徴
報国寺は、鎌倉市浄明寺地区に位置する臨済宗建長寺派の禅寺です。山号を功臣山と称し、一般的には「竹の寺」という親しみやすい呼び名で広く知られています。ここでは、美しい景観の背景にある歴史や、世界的な評価について触れていきます。
報国寺の由緒と歴史背景
報国寺の歴史は古く、室町時代の始まりである建武元年(1334年)に天岸慧広(てんがんえこう)によって開山されました。開基は足利家時であり、その後も足利義久をはじめとする足利一族の菩提寺として栄えた歴史を持っています。境内には歴史を感じさせる遺構も残っており、静寂の中に武家の古都・鎌倉らしい厳かな空気が流れているのが特徴です。かつてはこの地で多くの禅僧が修行に励み、漢詩などの五山文学の拠点としても知られていました。
ミシュラン・グリーンガイドにも掲載された魅力
報国寺が近年特に注目を集めている理由のひとつに、国際的な評価の高さが挙げられます。フランスのタイヤメーカーが発行する観光ガイドブック「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」において、報国寺は三つ星の評価を獲得しました。この評価は「わざわざ旅行する価値がある」場所であることを意味しており、境内の手入れが行き届いた竹林の美しさが世界中の旅行者を魅了しています。日本の「和」の精神を象徴するスポットとして、国内外問わず多くの人々が訪れる名所となりました。
ここだけは外せない!報国寺の主な見どころ
報国寺を訪れたなら必ず見ておきたい、体験しておきたいポイントがいくつか存在します。門をくぐった瞬間から広がる非日常的な空間の数々を紹介します。
幻想的な世界が広がる「竹の庭」
報国寺最大の見どころは、何と言っても本堂の裏手に広がる「竹の庭」です。約2,000本もの孟宗竹が空を覆うように高く伸びており、一歩足を踏み入れると別世界に来たかのような感覚に包まれます。晴れた日には竹の葉の間から木漏れ日が差し込み、地面に美しい光の模様を描き出します。風が吹けばサラサラと笹鳴りの音が響き渡り、視覚だけでなく聴覚からも深い癒やしを感じることができるでしょう。
竹林を目の前に至福のひととき「休耕庵」の抹茶
竹の庭の奥には茶席「休耕庵」が設けられています。ここでは、目の前に広がる竹林を眺めながら、点てたてのお抹茶と干菓子をいただくことができます。竹林の中に身を置き、静寂の中で味わうお抹茶は格別の美味しさです。日常の忙しさを忘れ、ゆっくりと流れる時間を楽しむこの体験は、報国寺を訪れる多くの人にとって旅のハイライトとなっています。
苔と岩が織りなす静寂「枯山水庭園」
竹林に向かう前に見逃せないのが、本堂の前にある枯山水庭園です。手入れの行き届いた鮮やかな緑色の苔と、配置された岩が絶妙な調和を見せています。派手さはありませんが、禅寺らしい詫び寂びを感じさせる空間であり、竹林の動的な美しさとは対照的な静的な美しさを楽しむことができます。
歴史を感じる「足利家ゆかりのやぐら」
竹の庭のさらに奥へ進むと、岩壁をくり抜いた「やぐら」と呼ばれる中世の横穴式墳墓が見えてきます。ここには報国寺の開基である足利家時や、足利義久の墓と伝わる五輪塔が安置されています。美しい自然景観の中にひっそりと佇むやぐらは、鎌倉公方の終焉の地としての歴史を今に伝えており、華やかな竹林とは異なる厳粛な雰囲気を感じさせます。
本堂と鐘楼の佇まい
境内に入ってまず目に入るのが、茅葺き屋根が印象的な鐘楼と、その奥にある本堂です。本堂には本尊である釈迦如来坐像が安置されており、川端康成が「山の音」を執筆した場所としても知られるなど、文学的な由緒も持ち合わせています。茅葺きの鐘楼は周囲の自然と見事に調和しており、報国寺のシンボル的な存在として参拝者を温かく出迎えてくれます。
報国寺の拝観に必要な所要時間と混雑状況
旅行のスケジュールを組む上で気になるのが、滞在時間や混雑具合です。報国寺を効率よく、かつ快適に楽しむための目安をお伝えします。
観光にかかる平均的な所要時間
報国寺の境内はそれほど広大ではないため、竹の庭を散策し、本堂をお参りするだけであれば30分程度で見ることができます。しかし、休耕庵でお抹茶をいただいたり、写真を撮りながらゆっくりと庭園を鑑賞したりする場合は、1時間ほどの所要時間を見ておくと安心です。心に余裕を持って、静かな時間を楽しむためのスケジュールを組むことをおすすめします。
混雑を避けるおすすめの時間帯と季節
人気の観光地であるため、週末や祝日、紅葉のシーズンなどは大変混雑します。特に竹の庭や茶席は人が多くなると静寂さが薄れてしまうこともあります。混雑を避けて静かな竹林を楽しみたい場合は、開門直後の朝9時の訪問が最もおすすめです。また、雨の日は竹林の緑がより一層濃く見え、情緒ある雰囲気が漂うため、あえて雨の日を狙って訪れるのも通な楽しみ方と言えます。
報国寺へのアクセス方法・行き方
鎌倉駅から少し離れた場所にある報国寺へは、バスやタクシーを利用するのが一般的ですが、散策がてら徒歩で向かうことも可能です。
鎌倉駅からバスを利用する場合
最も一般的なアクセス方法は路線バスです。JR鎌倉駅の東口バスターミナルから、京浜急行バスの「鎌倉霊園正門前太刀洗」行き、または「金沢八景」行きなどに乗車します。乗車時間は10分から15分程度で、「浄明寺」バス停で下車してください。そこから案内板に従って徒歩数分で報国寺の山門に到着します。
鎌倉駅から徒歩で向かう場合
鎌倉の街並みを楽しみながら歩きたいという方は、鎌倉駅から徒歩で向かうこともできます。所要時間は大人の足で約25分から30分程度です。途中には鶴岡八幡宮などの観光スポットもありますので、体力に自信がある方や、天気の良い日にはウォーキングを兼ねて歩いてみるのも良いでしょう。
車でのアクセスと駐車場について
報国寺には数台分の参拝者用駐車場がありますが、駐車可能台数が非常に少なく、土日祝日はすぐに満車になってしまいます。また、報国寺周辺の道路は道幅が狭く、渋滞が発生しやすいエリアでもあります。特別な事情がない限り、公共交通機関を利用するか、鎌倉駅周辺のコインパーキングに車を停めてからバスで移動することをおすすめします。
拝観料・営業時間などの基本情報まとめ
訪問前に確認しておきたい、営業時間や料金などの基本情報をまとめました。
拝観時間と定休日
拝観時間は午前9時から午後4時までとなっています。抹茶の受付は午後3時30分までとなっているため、お抹茶を楽しみたい方は時間に余裕を持って到着するようにしましょう。また、年末年始である12月29日から1月3日の間は拝観が休止となりますので、冬休みの旅行を計画される際はご注意ください。
拝観料金と抹茶代
報国寺の拝観料は、高校生以上が400円、小・中学生が200円です。竹の庭でお抹茶をいただきたい場合は、拝観料とは別に抹茶券を600円で購入する必要があります。抹茶券は山門を入ってすぐの受付で購入できますので、希望される方は入山時に忘れずに申し出てください。
報国寺周辺のおすすめ観光スポット
報国寺がある浄明寺エリアには、他にも魅力的な寺院や歴史的建造物が点在しています。報国寺と合わせて巡ることで、より充実した鎌倉観光になります。
浄妙寺
報国寺から徒歩ですぐの場所にある浄妙寺は、鎌倉五山の第五位に列せられる格式高いお寺です。境内には枯山水庭園を眺めながらお抹茶がいただける茶室「喜泉庵」や、高台に位置しイングリッシュガーデンを楽しめるレストラン「石窯ガーデンテラス」があり、和と洋の両方を楽しむことができます。
杉本寺
報国寺からの帰り道、バス通り沿いにある杉本寺は、鎌倉最古の寺として知られています。苔むした石段は圧巻の美しさで、歴史の重みを感じさせるスポットです。十一面観音をご本尊とし、坂東三十三観音霊場の第一番札所でもあるため、多くの巡礼者が訪れます。
旧華頂宮邸
報国寺のすぐ近くにある谷戸の奥には、昭和初期に建てられた旧華頂宮邸があります。古典的なハーフティンバー様式の洋館と、整えられたフランス式庭園が見どころです。建物の内部公開は春と秋の特定の日に限られますが、庭園は定期的に公開されており、優雅な雰囲気を味わうことができます。
まとめ:報国寺で静寂と癒やしの時間を過ごそう
報国寺は、鎌倉の中でも特に洗練された美しさと静けさを兼ね備えたスポットです。天高く伸びる竹林の中に身を置き、風の音や光の移ろいを感じながらお抹茶をいただく時間は、日々の疲れを癒やす最高の贅沢となるでしょう。鎌倉駅からのアクセスもバスを使えばスムーズですので、ぜひ次回の鎌倉観光では報国寺を訪れ、心洗われるひとときを過ごしてみてください。
案内人より一言

鎌倉駅からは少し離れてしまいますが、周りに名刹が多いので行く価値はあります。








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