「今年は厄年かもしれないけど、具体的にいつ厄除けに行けばいいの?」
「お寺でのマナーや、包む金額の相場がわからなくて不安……」
ふと自分の年齢が「厄年」に当たると気づいた時や、不運が続いて厄払いを考えた時、このような疑問を抱く方は多いのではないでしょうか。人生の節目となる厄年だからこそ、失敗せずにしっかりと厄を落としたいですよね。
結論からお伝えすると、厄除けの時期は「元旦から節分まで」が一般的ですが、お寺によっては通年受け付けている場合もあります。大切なのは、正しい時期と基本的なマナーを押さえ、敬意を持ってお参りすることです。
そこでこの記事では、厄除けに行く前に知っておきたい以下のポイントを完全解説します。
- 厄除けに行くべき正しい時期(前厄・本厄・後厄)
- 服装やのし袋(お布施)などの基本マナー
- 強力なご利益があると言われる有名なお寺4選
この記事を読めば、不安や疑問が解消され、清々しい気持ちで厄除けに向かうことができるようになります。ぜひ最後まで目を通し、開運への第一歩を踏み出してください。
厄除けとは?厄払いとの違いと行くべき年齢
「厄除け」とよく似た言葉に「厄払い」がありますが、実は明確な違いがあることをご存知でしょうか。まずはその違いと、自分がいつ行くべきかを確認しましょう。
「厄除け」と「厄払い」の違いはお寺か神社か
一般的に、お寺で行うものを「厄除け」、神社で行うものを「厄払い」と呼びます。
- 厄除け(お寺): 災厄が寄ってこないように防御する、あるいは取り除くための祈祷を行います。特に密教系(真言宗・天台宗など)のお寺では「護摩祈祷(ごまきとう)」という炎を使った儀式で煩悩や厄を焼き払うのが特徴です。
- 厄払い(神社): 自身の身についた穢れ(けがれ)や災いを祓い清め、元の清浄な状態に戻す儀式です。
どちらも「災難を避けて無事に過ごせるように祈る」という目的は同じですので、普段から信仰している場所や、行きたいと感じる方を選んで問題ありません。
男性・女性の厄年早見表【本厄・前厄・後厄】
厄年は、数え年(生まれた時を1歳とし、元旦に1歳を加える数え方)で判断します。特に注意が必要な「大厄」は、男性が42歳、女性が33歳です。
【男性の厄年(数え年)】
- 25歳(前厄24歳、後厄26歳)
- 42歳(前厄41歳、後厄43歳)※大厄
- 61歳(前厄60歳、後厄62歳)
【女性の厄年(数え年)】
- 19歳(前厄18歳、後厄20歳)
- 33歳(前厄32歳、後厄34歳)※大厄
- 37歳(前厄36歳、後厄38歳)
- 61歳(前厄60歳、後厄62歳)
厄年にあたるときはどう過ごすべき?
厄年は、身体的・社会的な変化が起きやすい人生の転換期でもあります。無理な挑戦や大きな決断(転職、家の購入など)は慎重に行うべきとされることもありますが、過度に恐れる必要はありません。
規則正しい生活を心がけ、厄除けで気持ちをリセットすることで、前向きに過ごすための「心の準備期間」と捉えると良いでしょう。
厄除けに行く時期はいつ?ベストなタイミングと六曜
「いつまでに行かないといけない」という厳密なルールはありませんが、多くの人が参拝する一般的な時期があります。
基本は「元日から節分」までに行うのが一般的
昔の暦では「立春(2月4日頃)」が新しい年の始まりとされていました。そのため、年が明けた元日(1月1日)から節分(2月3日頃)の間に厄除けを行うのが最も一般的です。
特にお正月や節分の時期に合わせて、多くのお寺で大規模な厄除け祈願祭が行われます。
節分を過ぎてしまっても祈祷は受けられる?
「節分を過ぎてしまったから、もう遅い?」と心配する必要はありません。有名なお寺であれば、一年を通して毎日祈祷を受け付けているところがほとんどです。
自分の誕生日や、思い立ったタイミングで行くのも一つの方法です。大切なのは「厄を落としたい」という気持ちを持って参拝することです。
大安や仏滅などの「六曜」は気にするべき?
結論から言うと、お寺(仏教)において六曜(大安・仏滅など)は関係ありません。六曜は中国から伝わった占いが由来であり、仏教の教えとは無関係だからです。
したがって、仏滅に厄除けに行っても問題ありません。しかし、どうしても気になる場合は、気持ちよく参拝できる「大安」や「友引」の日を選ぶと良いでしょう。
失敗しない厄除けの基本マナー【服装・金額・のし袋】
お寺で祈祷を受ける際は、神仏に対する敬意を表すための最低限のマナーを守りましょう。
厄除けに適した服装のマナー(男性・女性)
厄除けに厳格なドレスコードはありませんが、「神聖な場所」にふさわしい清潔感のある服装が基本です。
- 男性: スーツがベストですが、ジャケットにスラックスなどのオフィスカジュアルでも可。
- 女性: ワンピースやセットアップなど、露出が少なく落ち着いた色の服装。
- NGな服装: 短パン、サンダル、ダメージジーンズ、露出の多い服、派手すぎる柄物。
冬場のお寺の本堂は冷え込むことが多いので、防寒対策もしっかりしていきましょう。
お布施(祈祷料)の相場金額はいくら?
厄除けの祈祷料(お布施)の相場は、3,000円〜10,000円程度です。多くのお寺では、5,000円、10,000円といった金額設定がされており、金額によって授与されるお札(おふだ)の大きさが変わることがあります。
特に指定がない場合は、5,000円を目安にすると良いでしょう。
のし袋(封筒)の選び方・書き方・渡し方
お寺で現金を渡す際は、現金をそのまま手渡すのではなく、のし袋や封筒に入れるのがマナーです。
- のし袋の種類: 紅白の蝶結び(花結び)の水引がついたものを選びます。「厄除け=開運・願い事」と捉えるため、何度あっても良い蝶結びが一般的です。
- 表書き: 上段に「御布施」または「御祈祷料」、下段に自分の氏名(フルネーム)を書きます。
- 渡し方: 受付で「お願いします」と一言添えて、文字が相手の方に向くようにして渡します。
強力なご利益がある!厄除けで有名なお寺4選
ここからは、厄除けのご利益が凄いと評判の、関東・関西の有名なお寺を4つ紹介します。
【関東】川崎大師 平間寺(神奈川県)
「厄除けのお大師さま」として全国的に有名な川崎大師。平安時代から続く歴史があり、強力な護摩祈祷で知られています。毎日行われるお護摩には多くの参拝者が訪れ、太鼓の音とともに煩悩を焼き尽くす儀式は圧巻です。
- 所在地:神奈川県川崎市川崎区大師町4-48
【関東】佐野厄除け大師 惣宗寺(栃木県)
「佐野厄除け大師」の名で親しまれ、関東の三大師の一つに数えられます。お正月には多くの参拝客で賑わい、テレビCMなどでもおなじみです。厄除けだけでなく、方位除けのご利益でも有名です。
- 所在地:栃木県佐野市金井上町2233
【関西】門戸厄神 東光寺(兵庫県)
あらゆる災厄を打ち払うとされる「厄神明王(やくじんみょうおう)」を祀る、日本三大厄神の一つです。特に25歳、42歳、61歳の「男の厄年」に対して強力なご利益があると言われていますが、もちろん女性の厄除けにも人気があります。毎年1月の厄除大祭は大変な賑わいを見せます。
- 所在地:兵庫県西宮市門戸西町2-26
【関西】あびこ観音寺(大阪府)
日本最古の観音寺の一つとされる、大阪のあびこ観音寺。節分に行われる「節分厄除大法会」での護摩焚きが非常に有名です。聖徳太子がこの地を訪れ、厄除けの祈願を行ったという伝承も残る、由緒あるパワースポットです。
- 所在地:大阪府大阪市住吉区我孫子4-1-20
厄除け後のお札の扱いは?よくある質問Q&A
持ち帰ったお札・お守りの正しい飾り方(祀り方)
祈祷を受けた後に授与される「お札(おふだ)」は、自宅の神棚や仏壇に祀ります。ない場合は、目線より高い位置で、南向きか東向きになるように、清潔な棚の上などに立てかけて祀りましょう。
古いお札の返納時期と処分方法
お札やお守りの効力は、一般的に1年間とされています。1年が経過したら、感謝の気持ちを込めて、頂いたお寺の「古札納所」へ返納しましょう。遠方で直接行けない場合は、郵送で受け付けてくれるお寺もあります。
本人が行けない場合は代理でもご利益はある?
病気や遠方などの理由で本人が参拝できない場合、家族などの代理人が祈祷を受けることも可能です。その際、本人の氏名・生年月日・住所などを記入して申し込みます。代理参拝でもご利益に変わりはないとされています。
まとめ
厄年は人生の転換期であり、心身のメンテナンスが必要な時期でもあります。厄除けは、そんな不安な時期を安心して過ごすための古来からの知恵です。
- 時期は元日から節分が目安だが、通年でもOK
- 服装は清潔感のある服装で、お寺では「御布施」として渡す
- 川崎大師や門戸厄神など、厄除け専門の有名なお寺を選ぶのもおすすめ
正しい知識とマナーを持って参拝し、厄を落として新しい一歩を踏み出しましょう。
案内人より一言

正直なところ、僕はあまり気にしていないので厄除けに行く予定はありません。




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